まちのぞむログ

キッチンまわりことはじめ


実家にいたころから「いつか家を出たら使うものBOX」 というのがあって、もらいもの鍋や半端なキッチンツール、自分で手に入れたお皿や保存容器などをこつこつと貯めていました。
どうしてかお皿など最低2つ揃えてあって、使えなくはなかったのですが、ちゃんと相手と暮らし始めて、 不足を感じてから買うことを検討しないといけないというのは本当ですね。 予想と実際の使い方は違って、 勝手がよくないものが多かったのです。

 

あんまりなキャラクターものの食器は夫が使うには可愛すぎて面白くなってしまうので、短いひとり暮らし期間で堪能して、 徐々にさよならしました。
スタッキングしづらいおかず皿やサラダボウルも、 食器棚を圧迫するし、多めにつくりがちな私には大皿どん! と取り皿の組み合わせのほうが楽で方針転換。
数があったほうがよいととっておいていた保存容器も、 中身が見えないものは夫がわざわざ開けないので消費されず。 あまり小さいものは、私も忘れがちになってしまってだめでした。

夫は、あるがままにおおらかに、 あるものをそのまま、そして大事に使うタイプなので、様子をみつつ、私と彼と両方使いやすいように……と徐々に買い替え・買い足しをして2年、だいたい、揃った気がします。

 

絵がキャンバスや画材に左右されるように、料理もお皿やツールで変わる、というのをたいへんに実感しました。

きっとこの先、ライフスタイルが変わることがあったならまた変わるのでしょうし……

逆に、今を変えたいならモノから変えるというのも効果的なのだと気づきました。

物質はすごい。そこにあるだけで、所有しているだけで、何気なく生活に使うだけで、こんなにも私に影響してくる。

モノにとらわれすぎるのもよくないけど、無頓着はもったいない。そう思った暮らしはじめだったのでした。

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